A懐古園
奇棟作りの二層の城門で、元和年間に創建。 寛保二年の大洪水で流失し、明和年間に再建。両塀に狭間.銃丸が付けられた戦闘式の建物。正面には、徳川家達公の筆になる「懐古園」の大額が飾られている。
B小諸城址
白鶴城や酔月城ともよばれた小諸城の跡で、城下町より低い位置にある「穴城」として全国的に珍しい存在。園内には、藤村記念館をはじめ小山敬三美術館、徴古館、郷土博物館、動物園、遊園地など数多くの文化施設が点在する。
C布引観音
大岸壁の観音堂に安置されている聖観音は、その昔「牛に引かれて善光寺参り」の伝説をうんだ観音様。寺の正式名称は釈尊寺だが、今では布引観音の名が定着している。宮殿は、清水の舞台を思わせる懸崖造りで、国の重要文化財に指定されている。
D小諸義塾
小諸義塾の塾長.木村熊二の書斎。 藤村をはじめ丸山晩霞、三宅克巳らと夜遅くまで語り合った。 楼上の欄干に身をまかせながら、愛する千曲川の眺望を楽しんでいた藤村の姿が思い描かれます。
E小諸義塾記念館
明治26年、教育者でキリスト教の牧師であった木村熊二によって開かれた私塾。 建物は、校舎本館を移転復元したもので、当時の資料などが展示されている。